これまでの治療経験や報告、論文を調べても、大きなトラブルはほとんどございません(熱傷や神経障害が生じたケースの報告が少数あります)。一過性の浮腫(上肢・体幹含む)、疼痛や圧痛、皮下出血、腋の部分の感覚の変化や小結節(しこり)、硬化、色素沈着が発生することがありますが、ほとんどの場合、経時的に改善していきます。
きわめて稀ですが、治療1~2週間後に感染症・膿瘍が生じることがあります。当クリニックでも経験がありますが(0.5%未満)、切開を伴う処置が必要になることがあります。また、自己冷却時に保冷剤を直接長時間腋にあてたために凍傷が生じた例もございますので、ご注意ください。
